---
スマイル21
タイトル
「あなたのマンションは大丈夫ですか!」

■1.マンション300万戸時代に突入、新たな問題が…

 昭和30年代後半から分譲され始めた鉄筋コンクリート造りのマンションは2000年には360万戸に達すると推計されます。築後10年を経過し大規模な修繕を必要とするマンションは全ストックの55%を越えます。
 昭和40年代の初期欠陥の告発、昭和50年代の長期修繕計画や大規模改修工事の維持、保全対策、昭和60年代の床騒問題、平成初期の老朽化対策を経て、21世紀に向けてコンクリートの中性化防止や耐震構造補強等構造体の耐久性向上が問題となってきております。
グラフ
■2.欧米並に80年、100年と耐久性の考慮が必要に─

 成熟期に入ったと言われている日本経済や世界的なCO2抑制等の理由で、30年が平均寿命と言われてきた日本の住宅も欧米並に80年・100年と耐久性を考慮した新築設計及び劣化診断・改修技術が求められております。建設省総合技術開発プロジェクトで設計目標の計画耐用年数を65年・100年とされております。
グラフ
グラフ
[次のページ]
戻る